五月から三回に渡って行われた製本講座の最終回にいってきました。
本をバラバラに分解するところから始まり(一回目)、
その本をもう一度綴じ直し(二回目)、
表紙を取り付け(今回)、
遂に完成しました。
こんな風にピシッとした作りの本は、手に持つだけでも気分がいいものです。
ちょっとした思いつきで参加した製本講座でしたが、普段のちょっとした作業(値札をはがしたり)に応用できるようなヒントもあったり、先生のヨンネさんをはじめ、他の参加者の方々もいろんな形で本にかかわっている方ばかりで、貴重なお話も聞くことが出来たりと、とても実りの多い三回の講座でした。
古本屋というと、本を買い取りそれを売る。その間に店を形作る(私の場合、今のところホームページの構築)という作業がありますが、やはりモノを流通させるのが主な仕事でなので、モノ作りの面白さや感動のようなことを、普段は何となく忘れてしまっている気がします。
なので、今回この講座に参加して、やっぱりこういうのも必要だな、と改めて思いました。これからも仕事の延長の趣味として製本をやって行きたいと思っています。
先生のヨンネさんのブログはこちらです。